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シミ(肝斑・蝴蝶班)について

シミは生活環境やホルモンの乱れ、過度なストレスなどでも起こりますが、最も大きな原因は紫外線によるものです。紫外線が肌に照射されるとメラノサイト(色素細胞)が活性化し、肌を守るメラニン(色素)を分泌します。メラニンは紫外線から身を守る重要なものですが、過剰に分泌されると上手く代謝されず、色素沈着という形でお肌に残ってしまいます。

【シミの主な原因は7つ】


1) 過度な紫外線照射
2) ホルモンバランスの乱れ(妊娠・出産・ピル服用中・生理不順・更年期など)
3) 肌老化や疲労の蓄積(新陳代謝の低下)
4) 自律神経系の異常(精神的なストレス、極度の精神緊張)
5) 血行不良
6) 肌に合わない化粧品の継続使用
7) 機械的・物理的刺激(ニキビ、傷、湿疹、炎症、過度なピーリング/ゴマージュなど)

特にシミが表れやすい箇所は、頬や鼻の周囲、口の周囲など、日常的に肌が露出されている部分です。シミは日常生活の中で起こるので後天的なものですから、毎日のケアが大切になります。

【シミ対策には紫外線対策と新陳代謝が大切】


シミを予防するためには、UVカット機能を持った長袖や帽子の着用をはじめ、UVAをカットする指数「PA」やUVBをカットする指数「SPF」が高い日焼け止め・化粧品を利用することが望ましいです。こうした紫外線対策は、日差しの強い夏場だけでなく一年中していただくと効果的です。
また、ダメージを受けた肌の新陳代謝を活発にすることも大切です。美容鍼は、鍼を打つことによる血行促進効果が期待できるため、日常的に施術を受けていると自然とシミ対策に繋がります。シミができてしまった場合、まずは肌のターンオーバーを活発にすることが大切ですので、この点からも鍼は有効な対策といえるでしょう。

【肝斑(かんぱん)、蝴蝶班(こちょうはん)】


東洋医学では、シミを「肝斑(かんぱん)」、「蝴蝶班(こちょうはん)」といい、五臓の内、肝・脾・腎と深く関係していると考えられています。
また、シミは、ニキビと同様に皮膚疾患の一つと捉えられているため、表面からのアプローチだけでは完治することは難しいと考えられています。
鍼灸治療では、新陳代謝が低下して、シミができやすい状態に陥っている身体の状態を改善していくことを目指します。美容鍼で心身の巡りを整え、ターンオーバーを促すことで現状のシミの対策、さらもシミになりにくいお身体づくりをサポートいたします。
シミが気になりはじめましたら、是非、お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修

CHIHIRO

美容鍼灸サロン CALISTA美容鍼灸サロン C by CALISTA 総院長
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(鍼灸師)

経歴:
大学卒業後、TV局アナウンサー、PR会社勤務を経て、女性限定鍼灸サロンCALISTAを設立。雑誌・テレビなど掲載多数。多種の口コミサイトで高い評価を集める。美容鍼・経絡美容鍼灸の第一人者。著書に『~ココロとカラダがかがやく~ 美人のツボ』、『~女性限定鍼灸サロンが薦める~ 美ツボBOOK』がある。

所属:
伝統鍼灸学会全日本鍼灸学会日本鍼灸師会東京都鍼灸師会

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