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鍼灸の効果と治療方法、改善が見込める症状について

「鍼灸」は、東洋医学の考えに基づいて体を健康な状態にする治療法で、三千年以上前から長く受け継がれてきました。心身のさまざまな不調を改善することに加え、美容的な効果も期待できることから、近年注目を集めています。今回は、鍼灸で改善が期待できる症状とその方法についてご紹介します。

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鍼灸治療とは

 

鍼灸とは

東洋医学の考えでは、私たちの体には頭から足の先まで、多くのツボ(経穴)が点在しています。そのツボを、鍼やお灸で刺激することで心身の不調を改善する方法が「鍼灸」です。鍼灸は、二千年以上前に中国で誕生しました。古代中国王朝の王妃が、美容効果を得るために鍼治療を受けていたという記録も残っています。

 

鍼灸治療のメカニズム

私たちの体には、病気やケガなどを治そうとする「自然治癒力」が備わっています。例えば、皮膚に鍼を刺すと、その刺激によって細胞が「組織が壊された」と認識します。すると、壊れた組織を修復しようと白血球が集まって働き、同時に皮膚を保護するために、コラーゲンやセラミドなど、皮膚にとって大切な成分を積極的に生成する働きが起こります。このような自然治癒力によって新陳代謝が活発になること、血行がよくなることなどにより、不調改善につながります。

 

鍼灸治療で効果が期待できる症状

 

鍼灸治療で効果が期待できる症状

近年、NIH(米国国立衛生研究所)により、鍼灸治療がさまざまな病気の治療に有効であるという発表がありました。鍼灸による刺激が、自律神経や免疫の働きなどに作用し、筋肉の緊張を和らげたり、血液やリンパ液の循環をよくしたりすることが、自然治癒力の向上を助けると考えられています。

※鍼灸治療による有効性が認められる病気

婦人科の病気 生理痛、月経不順、不妊、冷え性、更年期障害、乳腺炎など
消化器の病気 便秘、下痢、消化不良、胃酸過多、肝機能障害、胃腸潰瘍など
呼吸器の病気 風邪、気管支炎、喘息など
神経の病気 頭痛、めまい、不眠、自律神経失調症、神経痛、けいれん、脳卒中後遺症など、
運動器の病気 腰痛、関節炎、リウマチ、五十肩、腱鞘炎、外傷の後遺症(打撲、骨折、ねんざ、むちうち)など
代謝内分泌の病気 貧血、糖尿病、バセドウ病、痛風など
循環器の病気 高血圧、低血圧、動悸、息切れ、動脈硬化など

 

近年鍼灸が注目されている分野

さまざまな病気に有効であることがわかりつつある鍼灸ですが、近年では、脳梗塞の後遺症に対するリハビリへの活用もされ始めています。鍼灸の適応は、「不妊治療」から「終末期医療」まで、人間の一生を網羅できるともいわれています。それぞれの時期に、それぞれの体調に合わせた取り入れ方をすることで、多くの症状をサポートできる、いわば「総合病院」のような存在になれると考えられます。

 

鍼灸で改善される症状

 

肩こり・腰痛への効果

肩こり・腰痛は、姿勢や生活習慣、冷え、内臓の不調などによって筋肉が緊張した状態になり、血行が悪くなることなどで起こります。
肩こりには、首から肩にかけての「肩井(けんせい)」「天髎(てんりょう)」、腕にある「手三里(てさんり)」「列缺(れっけつ)」などのツボを刺激するといいでしょう。腰痛の場合は、足にある「崑崙(こんろん)」や「委陽(いちょう)」などのツボにアプローチすることで筋肉がほぐれやすくなり、おしりにある「環跳(かんちょう)」を刺激することで、股関節まわりの血行を促します。

 

自律神経失調症への効果

疲れやストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると、頭痛やめまい、イライラ、肩こりなど、いわゆる「不定愁訴」とよばれる「つらい症状」がみられます。
腕にある「内関(ないかん)」や「郄門(げきもん)」というツボを刺激することで自律神経のバランスを整え、低下している機能を高める作用が期待できます。

 

眼精疲労への効果

目がショボショボする、かすむ、目の奥が痛い、充血するなどの症状がみられる眼精疲労は、目のピントを合わせる「毛様体筋」の疲労が原因のひとつと考えられます。ひどくなると頭痛や肩こり、めまいなどのつらい症状が起こることもあります。
改善のためには、目のまわりにある「晴明(せいめい)」「陽白(ようはく)」「太陽(たいよう)」や、耳の上にある「角孫(かくそん)」などのツボを刺激したり、温めたりすると効果的です。

 

不妊治療における鍼灸の効果

 

不妊治療への効果

不妊症にはさまざまな原因が考えられますが、東洋医学では、冷えや自律神経の不調、骨盤のゆがみなどが原因と考えることがあります。
鍼灸によるアプローチでは、おなかや腰、足を温めて血行をよくすることで子宮の状態を妊娠しやすい状態に整えます。また、自律神経のバランスを整えてホルモンの働きや排卵機能を整えたり、骨盤まわりの筋肉をゆるめて骨盤のゆがみを治したりすることもあります。
子宮の働きを整える「三陰交」という足のツボや、冷えを改善する「陰交」、生殖機能と関わりの深い「腎」の働きを高める「腎兪(じんゆ)」などのおなかのツボに施術をおこないます。

 

鍼灸における美容効果

 

ダイエット

加齢や冷えなどによる代謝機能の低下や、自律神経の乱れによる過食などが原因で、太りやすくなることがあります。
腕にある「内関(ないかん)」や、耳の前にある「飢点(きてん)」というツボを刺激することで、自律神経のバランスを整え過剰な食欲を抑えることができます。

 

小顔効果

頬などにある「脂肪ポケット」を刺激すると、血行がよくなり、たまっていた老廃物が排出されるため、たるみやむくみの解消につながります。
耳の後ろにある「翳風(えいふう)」、あごにある「上廉泉(かみれんせん)」「頬車(きょうしゃ)」などのツボを刺激して顔のコリをほぐすと、筋肉が正常な位置に戻って本来のフェースラインが復活し、小顔効果も期待できます。

 

バストアップ

胸にある「天渓(てんけい)」は、乳腺の発達を促すツボで、そこを刺激することでバストアップに有効とされています。また、胸の裏側、肩甲骨のコリをほぐすこともバストアップにつながります。

 

鍼灸治療の副作用について

 

鍼治療において抱かれやすい不安点

鍼治療の副作用として、瞑眩や内出血などの症状がみられることがあります。
瞑眩とは、鍼の刺激により、施術後にだるさや眠気を感じることです。ただし、これは鍼の刺激により体がよい状態に変わろうとする反応によるもので、通常は1~2日でおさまっていきます。
また、鍼を打った場所に内出血が起こることがあります。内出血の起こり方は、体質、体調、鍼を打つ場所などによって個人差がありますが、1~2週間のうちに、だんだん薄くなり、消えていきます。
カリスタでは、0.10~0.18mmという、鍼灸で使用する鍼のなかでも特に細い鍼を使用しています。また、鍼の打ち方や抜き方、鍼を抜いたあとの手技など、内出血を予防するための対策もしています。

 

灸治療において抱かれやすい不安点

灸治療により、お灸のあとが残ってしまうことも、ないとはいえません。ただし、現在ではあとが残りにくいお灸も登場しています。
カリスタでは、体の状態や症状に合わせて、6種類のお灸を使っています。肌の上にシールをのせ、その上にお灸をすえる台座灸などもあるため、心配な場合は鍼灸師にご相談ください。

 

まとめ

鍼灸は、体のさまざまな症状を改善することが期待できます。安心して通える鍼灸サロンや鍼灸師と出会うことで、人生のどのステージでも心身の不調を相談できる心強い味方、頼れる存在を得ることができるでしょう。

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